保護色
保護色というものがある。自らを護るために周囲に同化し、目立たないようにして危険を避ける方法だ。危険とは自らを襲うおそれのあるものの存在のことで、自然界では捕食者のことを指す。
人間界では、捕食者はしばしばマスコミであり、マスコミに扇動された、一般庶民と言われる洗脳されやすい人びとのことだ。一度ターゲットにされるとあることないことが、針小棒大に取り上げられて叩きのめされるから恐ろしい。何しろ攻撃する大義は正義なのだから。
そういうわけで、それが危険だと感知できる人間は保護色の中に身を潜め、ひたすら目立たないように努めるしかない。しかし、世の中には目立ちたい人というのが少なからずいて、騒がれることを快感と感じることの出来るものがいる。そうしてその中の一部がときどき捕食者の餌食になることで世の中は治まっている。うまく出来ているのである。
ところで保護色を打ち消してしまう装置がフル活動しているのが中国で、あらゆる監視装置を駆使して保護色を無効化している。もちろんここでの捕食者は中国政府である。だから私は大嫌いだけれど大好きな中国にあれだけたびたび行っていたけれど、いまは危険を感じて二度と中国に行くのはやめようと決めている。あれだけ自由に独りでほっつき歩けたことが思えば懐かしい。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 虐待児は虐待する(2024.10.07)
- すぐ決まる(2024.10.06)
- 引っ込みがつかなくなる(2024.10.06)
- 愚かさに気がつかない(2024.10.06)
- きっかけ(2024.10.05)
コメント