レーダー照射の新事実
自衛隊哨戒機に対して韓国艦艇がレーダー照射をした事件があった。いわゆるロックオンであり、いつでも撃墜するぞという意思表示で、非常に危険な行為である。当初、韓国政府はそんな事実はない、日本の言いがかりだと抗弁した。日本側が証拠の映像を公開すると、それを加工して日本側が異常接近という挑発的で危険な行為をしたからだ、と言い立てた。それならなぜ最初にそんなことはしていないと言い訳したのか。日本から見れば、事実は明らかに見えた。
このことは水掛け論のままであるが、今回韓国の中央日報が新事実を報じていた。青瓦台(旧大統領府)が韓国軍に出した行動指針に、現場の指揮官の権限でレーダー照射を認めていたというのだ。そしてその指針は日本に対してだけのもので、同様の指針は、領空侵犯をしているロシアや中国の空軍機には出されていなかったのだという。文在寅元大統領政権というのがどれほど異常な政権だったのか、また一つ明らかになった。
日本はそういう危険なことをされても絶対に攻撃してこない、と高をくくっていたこと、そして現場の指揮官にそのような権限を与えていたという事実が明らかになった。韓国にとって、文在寅政権にとって、日本は中国やロシア以上に敵国だったのだ。
ただ、そのまま受け取れない面もあるかもしれない。そもそも誰がどんな権限でレーダー照射を許可したのか、というのが重大問題だった。まさか文在寅自身ではないとは思うが・・・あり得ないことではないとも思われていた、今回、現場の判断だったらしいとされているのは、逆に文在寅には責任がないという言い訳にもつながる。しかし大統領府の指針によるものだとすれば、明らかに間接的に指示したことにはなるのだが。
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