直撃みたいな暴風雨
昼過ぎに、録りためていたデンマークのミステリー、『FACE TO FASE尋問2』全八回を一気に観ていたら、二時前に台風の直撃を受けているような暴風風になった。三時過ぎまで暴風雨がつづいたが、四時前には雨は小止みになり、風だけになった。台風はまだ来ていないのに確かにこれは大型の台風だと実感した。いま気象情報を観たら、線状降水帯が居座っていたらしいが、東に移ったようだ。
これで台風が最接近してきたら、再び三度このような暴風雨が襲うかもしれない。旅で車が汚れていたが、少しきれいになっただろうか。明日、台風が去ったら。駐車場へ見に行こうと思う。
ドラマは各回30分だから、全八話で四時間弱。北欧のミステリーはダークなものが多いが私は好みである。娘を亡くしたばかりの心理カウンセラーが、ようやく仕事に復帰したところにやってきた患者は、禁煙セラピーを望んでいたはずなのに、催眠療法を受けている最中にとんでもないことを語り出す。何件もの殺人を犯し、今晩も一人少女を殺すというのだ。知り合いの警察幹部に連絡するのだが、その間に男は姿を消す。そして警察幹部も主人公の話を真に受けない。
ドラマが進むうちに、ただ娘を亡くしただけではなく、刑事だった夫もその事件に関連して同僚を殺して刑務所に送られていることがわかる。それにしても何も捜査に着手しようとしない警察に不審を抱いた主人公は自ら調べはじめる。毎回さまざまな人と面談して、話術を駆使して新たな情報を得ていき、犯人に迫っていく。真相は何なのか。娘は自殺として処理されたが殺されたのではないか。訪ねてきた殺人犯は目的があったのではないか。謎がまた謎を呼び、最後まで一気に見せていく。面白かったけど疲れた。
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