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2022年9月 4日 (日)

おぞましい

 これはあくまで私の見方であって、真偽を証明せよ、などと噛みつかれると困るのだが(ときどきそういうクレームがつく)、人は弱みがあるとかえって威丈高になるものだ。かくいう私もそうだから他ばかりを非難しようというわけではない。

 

 朝日新聞は戦時中に戦意高揚に努めた。そういう時代だったのだからそれを全否定しても仕方がないが、戦況や国際関係の状態について、国民よりも知りながら、それを隠して戦意高揚に努めたということについては誰よりも反省と謝罪を述べなければならない立場にあったと思う。しかし戦争は軍部や政治家が悪かったと言うのみで自己反省をした様子が見られない。そう見える言葉があったとしても、国民全体の問題として語っていたように思う。

 

 だからこその朝日新聞の戦後のさまざまな論調は、まさに戦時中の裏返しの様相を呈しているのではないか。従軍慰安婦問題、憲法改正反対、軍備増強反対などの論調がいささか過剰かつ執拗に見えるのは、やましさの裏返しなのではないか。くり返す、朝日新聞に確認したってそうだとは言うはずがないし、そんな自覚もないだろうから、証明を求められても出来ない。あくまで私はそう感じていると言うだけのことである。

 

 いまの旧統一教会に対する批判非難の洪水を見ていると、こんな事実が山のようにあって、もちろんマスコミはそんな情報を山のように抱えていたはずで、しかしそれを取り立てて報ずることはなかった。政権与党に配慮していたのだろうか。そういう面もなかったわけではないだろう。しかしそれよりほとんど宗教にタッチしないという自主規制だったろうと思う。問題を認識しながら、しかも事実を知りながら知らんふりをしていたのである。安倍元首相暗殺というテロ行為が生じたために、その箍(たが)がはずれて、いままでのやましさの反動から一斉に過剰に批判非難があふれ出している。

 

 似たようなことをやっているな、というのが私の印象である。死んだ人間が二重に殺されるのは、いつも見せられる図である。死者に喰らいつきながら死者を呪う。げにマスコミのおぞましさよ。

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コメント

こんにちは
宗教と政治の問題を考えますと底なしの闇を感じてしまいます。
とにかくどうやって解決するかと言うのが見えません。
オウムといい、統一教会や創価学会といい、日本は宗教を野放しにしすぎました。
今我々はそのツケを払わされているのかもしれません・・・。
では、
shinzei拝

shinzei様
宗教の自由と、宗教のやりたい放題との区別がつかないまま、おっしゃるように野放しにしてきました。
そもそも宗教とは何なのか、日本人はよくわかっていないところがあります。
それは私も同様ですが。
心の問題を解決したいとき、頼るのが宗教というのがとんでもなく危険なことなのだと今回のことで学べると好いのですけれど。

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