環境活動家
先日はゴッホの『ひまわり』にトマトジュース、昨日はドイツの美術館でモネの絵にマッシュポテトが投げつけられた。世界の環境破壊は人類に大惨事をもたらす、そのことを警告するための環境活動家の行動なのだそうだ。
まともな人間で、そんな主張に正当性があると考える者はいないと思いたいが、いるのである。そうしてそういう人間がまたつぎの行動を起こす。連鎖が生じてエスカレートする。どんなものを毀損してもいいのである。なるべく多くの人が眉を顰め、怒りを覚えるほど行動に意味があると信じて行動するのである。世界の美術館、博物館、図書館など、かけがえのないもののあると考えられる場所やものがターゲットとなり得る。
こうして自分が正しいことをしたと信じ、高揚感、快感を感じる一握りの人間が活動することで、環境活動が白い目で見られるようになり、環境活動家は活動しにくくなり、環境活動そのものから人びとは背を向けるだろう。つまりこのような、ほぼ狂人としか思えない連中は、環境活動反対運動家として後世に名を残すであろう。人類を滅びに向かわせるのはこのような人間たちである。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 眠る(2025.01.21)
- 続・人生相談(2025.01.19)
- 予定達成でめでたい(2025.01.18)
- 気がついていないはずはないが(2025.01.18)
この事件、ニュースで何度も報じていましたネ。
こんな行動が分かりませんし、むしろあなた方が善良な市民の良識を
壊していると言いたいですね。
投稿: でんでん大将 | 2022年10月25日 (火) 12時57分
でんでん大将様
善良な市民の良識などを信じているから地球は滅亡してしまうのだ、と彼らなら言うでしょうね。
そしてそんなものは破壊しなければならないのだ、とも言うでしょうね。
彼らに良識などないのは見ての通りでしょう。
理解不能の言動をするものは狂人と呼ぶしかありません。
投稿: OKCHAN | 2022年10月25日 (火) 13時05分