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2022年10月30日 (日)

せせらぎ街道から石徹白へ

せせらぎ街道の紅葉を見たら、飛騨清見から東海自動車道でとんぼ返りするつもりだった。しかしもうすこしどこかに行きたくなり、髙山から荘川経由で石徹白(いとしろ)の白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)を見に行くことにした。

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向こうに見える道路がせせらぎ街道(飛騨街道)。

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せせらぎ街道最高地点の西ウレ峠付近の紅葉。

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隠れているが草むらの向こうに渓流(せせらぎ)がある。

西ウレ峠を越えてさらにせせらぎ街道を北上すると、高山の北西部に出る。ここから中部縦貫に乗って荘川に向かい、東海北陸道に移れば早いが、それでは途中で車を駐めることも出来ないので、髙山から荘川へ地道の国道158号線(白川街道)を走る。その道も、ところどころ紅葉と渓流の美しい道だ。いまは中部縦貫も出来たので、こちらを走る車は少なくて快走する。

荘川近くの、まだ渓流の庄川はとても美しいがゆっくり車を駐めて写真を撮る場所がないのが残念だ。私だけ楽しんだ。荘川は蕎麦で有名であり、冬の寒さと雪の多さでも知られる。荘川インター前を過ぎてそのまま進めば御母衣湖(御母衣ダムのダム湖)経由で白川郷に至る。

途中左に折れて、国道156号線を走りひるがの高原に至る。荘川からひるがののあいだの紅葉もすばらしい。少し前に娘夫婦はひるがの高原の牧歌の里へ行ったという。春から初夏にかけては水芭蕉の美しいところだ。分水嶺を通過すると道は一気に下り坂になる。右手に大日岳が見える。こちらは長良川である。長良川は大日岳を源流とするが、この下り道の途中に源流の滝と称する夫婦滝があるが横目で通り過ぎる。ヘアピンカーブが連続する。

下りきったあたりに高鷲インターがある。そこは湯の平温泉で、時々日帰り温泉につかるところだ。さらにもう少しだけ下ると、長良川鉄道(越美南線)の北の終点である北濃の駅があるが、そこへ行く手前を右折して県道314号線に乗り、再び山を登る。途中に何度も行った阿弥陀ヶ滝という名瀑があるが、それも今回はパスする。

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石徹白へ向かう峠付近で撮った写真。

県道314号線は石徹白の手前まで。岐阜県はここまでで、その先は福井県だ。石徹白へは右折、車で行けるのは目的地の白山中居神社まで。その先もいけるが、険しい道で普通車では難しい。

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右折する道も左折する道も県道127号線。左折すれば九頭竜湖から大野町に至る。こちらも陰崩れで通行止めのことの多い険しい道だ。

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ようやく白山中居神社に到着した。車のなかった時代、石徹白の人は街へ出かけるのはほとんど旅に近かっただろう。険しい峠をいくつも越えなければならない。一度も集落を出なかった人が多かっただろうと想像する。神社の写真は次回。

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