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2022年10月 1日 (土)

読んだ本を引用することについて

 ざる頭の私なりに、いろいろなことを考える。考えは「よどみに浮かぶうたかたのように」浮かんでは消えて、とりとめがない。少し考えを深めようと思っても、何を考えていたのか忘れてしまうので、常に考えはあさはかなままだ。ブログを書くようになって、浮かんでは消える考えを書き留めるようになった。お粗末なりに、以前よりはバラバラだった考えと考えが関連し始めて、たいへんボケ防止に役立っているように思っている(思っているだけかもしれない)。

 

 同じように本を読んだら読みっぱなしで、それを反芻することがなかった。読んだ本のことをブログに書くことで、読んだ本のことを考え、自分が何を感じたのか書き留めることによって、多少は記憶に残るようになった。ブログに読んだ本の一部を引用するのは、そこに私なりにアンダーラインを引きましたよ、と言う表明である。

 

 以前、私にとってのブログは公開日記であり、匿名の長い自己紹介であると書いたことがある。そうしたら、公開日記や自己紹介なんかちゃんちゃらおかしいからブログに書くな、というコメントをいただいてびっくりしたことがある。不愉快だったらしい。しかし私はブログを読むことを「強制」するつもりもないし、できるはずもない。不愉快なら読まなければいいだけのことだ。読んでもらってありがたいものの、めんどくさいのはきらいだ。 

 

 引用した筆者の意見ばかりで私の考えが述べられていない、という指摘をいただいた。その筆者の本のその部分を引用した、ということに私の考えの一端があると思っているが、他人の言葉で自分の考えを語るな、という批判であるようだ。

 

 戦後しばらく経っての世の風潮について書かれたものを引用したことにたいする指摘であったが、私としてはその時代を自分の時代として生きていない。その文章から、いまをどう捉えるかを考えようとしてブログに書き留めた。両親や叔父叔母からその時代のことを聞いていて、それぞれちがう。それらが総合して影響し、私の歴史認識につながっていく。私としては、その本を読んでいない人にそういう考えを紹介しようという意図もある。

 

 私は面倒なことがきらいで、それなのに自分が面倒くさい理屈っぽい人間でもあった。ずいぶん迷惑もかけたが、歳とともにそうではなくなっていると思う。ある時期、個人的な事情で、最もきらいな、面倒くさい人たちと関わらざるをえない時期があって、疲労困憊した。ああいう思いはこりごりである。多少みっともなくても面倒くさいものは回避することにしている。「回避している、逃げている」と指摘されたら「はい、そうです」と答えるしかない。それでいいと思っている。ご承知おき願いたい。

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