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2022年10月23日 (日)

欲しいものと必要なもの(1)

 ものが値上がりして人は買い控えをする。ものが安かったデフレの時代でさえ人は買い控えしていたのだから、値上がりしているときにものを買わなくなるのはあたりまえだ。買わないのは買えないからで、それは給料が上がらないからだ、とマスコミや野党は政府や財界を非難する。デフレのときには給料も上がらないのはこれも当然で、インフレのときには給料を上げなければならない。だから財界のトップは給料を上げることに反対はしていない。必要だと認めている。だからたぶん給料は遅ればせながら上がるだろう。

 

 景気が悪いと言うけれど、景気とは悪いと思えばますます悪くなるもののようで、マスコミが悪い悪いと言えば言うほど景気は冷え込む。自分で冷やしておいて悪いのは政府だ、と言いがかりを付けてはいないか。ウクライナや中国のせいで(アメリカもその大きな原因だが)、エネルギーの供給システムが異常な事態となり、供給が滞り、多くの国で足らなくなった。食料も同様である。値上がりはその結果で、すべてが政府や財界の責任であるように言うのはおかしい。

 

 世界中でインフレになり、その過熱をなんとか冷やそう、おさえようとして各国政府は金利を上げている。金利を上げない日本は円安になってますます物価が上がる事態に陥っているが、日銀は金利を上げようとしない。上げようとしないのではなく上げられないのだという。日本は世界の何倍もの赤字を抱え、国債で回しているから、金利が上がった途端にその負債は自分自身を押しつぶしてしまう。大きくなりすぎた雪だるまは自壊してしまう。 

 

 景気が回復しさえすれば・・・などと夢見る向きもあるが、景気が良くなるというのは、みながものをせっせと買い消費する状態のことで、そもそも記憶にある景気が良かった時代というのは、必要でないものまでみなが広告に乗せられて買い込んだ時代だった。今は要らないものまで買う人間はいない。必要なものですら我慢できるまで買わない。もし給料が上がっても必要なものしか買わないだろう。

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