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2022年11月25日 (金)

ストライキ

 NHKのニュースはほとんどスポーツ新聞みたいになってしまったが、今朝はさすがにふつうにニュースを報じていた。しかしこのところのニュースの軽重、報道の優先順位についての価値観は、私にはどうも理解しかねるところがある。

 

 BSNHKの国際ニュースは、はるかに世界について有用なニュースを伝えてくれる。同時に世界の国々がそれぞれになにをどのようにだいじなことだと捉えているのかも教えてくれて興味深い。

 

 韓国のトラック運転手がストライキをしているらしい。この半年で二回目だという。そういえば以前にもストライキのニュースを観た記憶がある。物流に支障を来し始めているという。要求のうち、待遇改善については交渉の余地があるが、それ以外にもいくつかかなり無理な要求があり、当局はとてもこたえられないとしているのでストライキは続行されるようだ。

 

 経済は物流に支えられていることは言うまでもない。トラックが動かなければ商品も原料も燃料も滞る。社会に多大な実害を与える。待遇の改善を求めてのストライキといえば、造船会社や一部自動車会社でも労働者によるストライキがくりかえされた。傍観者としてみているだけだが、かなり過激な組織と化して経営者などを監禁したりして、経営そのものを成り立たなくすることも辞さないようであった。

 

 外資系の自動車工場では、そのために韓国での生産縮小を余儀なくされ、結果的に労働者は自らの職を失うことになっているようである。会社を潰すことが目的の集団行動にすら見えてくる。それほど労働環境や待遇が悪いのか、それとも別の目的があるのか。

 

 ものの生産を滞らせたり、流通を阻害させることの社会的影響は国民におよぶ。韓国経済を、そして韓国という国そのものを損ないかねない。そのことこそがストライキを主導するグループの目的なのではないかと勘ぐってしまう。

 

 韓国国民がトラック運転手のストライキの影響で困ったとき、その怒りはトラック運転手たちに向かうのか、政府に向かうのか。そのことにいまは興味がある。

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コメント

こんばんは
アンチ・コリア派なら「これは労組に入り込んだ北朝鮮の工作員の工作だ」ということになるでしょうが、私としては多分ですが、韓国人の気質によるものだと思います。
それは、日本と違い、韓国は労組の力が極めて強いということと、また、財閥中心の企業文化で会社との共同意識が薄いのがありそうです。日本の左翼はこんな韓国を見て「我々も見習って再び強い労組を構築しよう」とがなり立てていますが、はて、果たしてどこまでいけるか?まあ、今の日本の左翼の勢力を考えたらそれは無理でしょうが・・・。
では、
shinzei拝

shinzei様
陰謀論はともかく、組合を主導する人々に北へのシンパシーがあるような気がします。
結果的に来たが喜ぶ行動をとっているという見方もできないことはないですね。
組合活動が活発すぎると企業を損なうのは、日産などの例があります。
止められるのは外国人経営者だけ、ということであんなことになりました。
日本では当分組合活動が盛り上がるということはないでしょうね。

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