妻籠宿・本陣
妻籠宿・本陣入り口。看板がわかりにくい。
看板のみを写す。妻籠の本陣も馬籠と同様にやはり島崎家である。最後の当主は島崎藤村の、たしかお兄さんだったと思う。こちらに養子に入った。本家は馬籠の島崎家。後で系図表の写真を示すことにする。
台所の土間。
座敷から入口方向を見る。
濡れ縁に転がっているのは…かりんである。
殿様が泊まった部屋。
本陣は昭和になってから復元された。
見にくいかもしれないが、島崎家の系図。島崎春樹というのが島崎藤村で、兄の広助が馬籠から妻籠の島崎家に養子に入っている。兄弟の父親が島崎正樹。島崎正樹は島崎藤村の『夜明け前』の青山半蔵のモデルとされている。島崎正樹は、一時期、高山の水無神社の宮司をしていた。
補足。
これは脇本陣で撮ったもの。林家の当時の当主に島崎藤村が送った書。
「林君の求めにより旧詩一章を記す」と書かれている。親類で旧知の女性がこの林家に嫁ぎ、その息子がここでいう林君なのだそうだ。
以上で妻籠宿散策の報告終わり。
この後清内路街道を通って、久しぶりに昼神の日帰り温泉でひと風呂浴び、園原から中央高速に乗って帰路に就いた。本当は飯田の先の松川あたりでリンゴでも買って帰ろうと思っていたが、日が傾きだして遅くなるのであきらめた。夜は走りたくない。
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