なかなか当たりが
年賀状が済んだのであとは大掃除に取り掛からなければと思いながら、座り込んでたまったドラマや映画の録画を観ている。なかなか観てよかったと思うような当たりがない。
観続けずに途中で打ち切った映画
『MONSTERS モンスターズ』2014年日本映画 主演・藤原竜也、山田孝之。共演・石原ひとみ。テンポは悪いし、セリフもききとりにくく、イライラする。監督は中田秀夫だし、藤原竜也だって山田孝之だって大根役者ではないのにそうにしか感じられないのはどうしたことか。超能力ものの映画は嫌いではないのだが、これはひどすぎる。
最後まで観たことは観たけれど、途中で早回ししたりした映画
『ナイトピープル』2013年日本映画 出演・佐藤江梨子、北村一輝など。原作が逢坂剛で本当はハードボイルドだと思うのだが、まったく映画になっていない。どうしたらこんな風にリアリズムのない作品が作れるのだろう。観るのは全くの時間の無駄。佐藤江梨子、好きなんだけどなあ。
久しぶりに観た韓国映画
『クロッシング』2008年韓国映画 北朝鮮の脱北者を描いた映画で、いくつもの実話を組み合わせたものと思われる。北朝鮮の残酷な実態をこれでもかというほど見せてくれる。運命に翻弄される父子、そして出会う様々な人々、極限に至れば人は生きるために人間性を失っていく。私だっていざとなればわからないだろう。特に子供たちが過酷な生き方を余儀なくされているのを見るのはいたたまれない気持ちだ。
そこそこよかった映画
『HOME 愛しの座敷わらし』2012年・日本映画 出演・水谷豊、安田成美、橋本愛、浜田龍臣ほか。こういうファンタジー映画こそ、農村風景の映像を丁寧に描かなければならない。それが登場人物もセリフも含めて自然に、つまり嘘くささのない映画に仕上げてある。ラストができすぎではあるが、観た後にいい気持にさせてくれた。気持ちがイライラしているときにはこういう映画がいい。
ほかにwowowで英国サスペンス『THE BAY 3 偽りの仮面』全六話を一気観した。イギリスや北欧のサスペンドラマは外れがなくて面白い。これも出足はどうかなと思ったけれど、一度はまり込んだら最後まで夢中で観てしまった。部隊はイギリス北西部の海岸の町だが、移民が数多く住み着いて、元からの住民との軋轢が背後に重くのしかかっている。海で見つかった有望な新人ボクサーの死体、その遺族の抱える様々な問題が絡み合ってドラマは展開していく。こういうのがリアルなドラマというものだ。シリーズの1と2とは主人公が変わり、新しくなった。主人公の抱える家族の問題も展開に大きくかかわってくる。
『相棒』と『科捜研の女』も新旧放映されているものをすべて観ている。なかなか忙しい。
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