みなが望めば
「みなが平和を望めば、世界平和は達成できる」、と本気で思う人が日本にはたくさんいた。最近の日々のニュースを観てずいぶん減ったと思うが、それでもまだたくさんいるようだ。テレビのひな壇のおばさんがそういう空念仏を唱えるのをときどき見聞きする。マスコミはそういう「いい人」が好きなようだ。
世界では、「平和はいいものだが、永遠に現世では達成できない悲願だ」、と思うひとが普通のようだ。そのほうが人間として成熟しているのかもしれない。そう見切るところから、それでもどうしたら戦争にならないようにすることができるのか、と考えることができる。
たぶんプーチンも金正恩もゼレンスキーも、問われれば「平和を望んでいる」と答えるにちがいない。
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