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2023年8月24日 (木)

怖がりに端を発す

 中国経済の成長がコロナ禍を機に停滞、そして衰退に向かったように見える。一時的なのかどうかはこれからを見なければわからないが、労働人口減少が回復する見通しがなさそうなことを見れば、回復はむずかしいだろうと思われる。

 

 コロナ禍に対する対策を各国が順次取りやめたのにもかかわらず、中国はゼロコロナ政策を取り下げなかった。日本もずいぶん遅かったが、中国はもっと遅かったし、その対策も徹底しすぎるほど徹底していた。その政策を指示したのが習近平で、それを忠実厳格に推進したのが現在の首相である李強である。その対策が中国の経済に大きなダメージを与えた。もちろん過剰投資、特に不動産投資が膨らみすぎて限界に達していて、いつか破綻するだろうと言われていて、コロナ禍対策はその破綻を早める引き金になったということだろう。

 

 不動産投資は投資効果が大きい間は果てしなく拡大するように見える。しかしそれによって土地や建物の値段が上がりすぎれば、実需ではなく、投資のための投資になっていく。その投資効果が停滞したとたん、逆回転が始まってしまう。その逆回転がそろそろだぞ、という見立ての中にコロナ禍が起きて、一気にバブルがはじけてしまったのだ。

 

 ではどうしてこんなにゼロコロナ政策を強引に推し進め、さらにそれを取りやめるのが遅れたのか。

 

 そのことを考えるとき、私は今回の原発処理水に対する中国の異常なまでの反撥反対を同根のものと見る。習近平は異常なまでの怖がりなのである。コロナが怖い、そして処理水が怖いのである。科学的根拠など関係ない。彼の恐怖がこのような中国の行動の理由なのだと私は見ている。国がどうなろうとあまり斟酌しないし、取り巻きも誰も反対できない。だから中国の将来は悲観的だと、私は半分ジョーク混じりではあるが、考えている。

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コメント

こんにちは
昔の話ですが団体旅行先で頭の足りない媚中派の爺さんがいたのですが彼は「絶対に中国は潰れない」「偉大な中国様に盾突くのか?」と言っていたことを覚えています。まあ聞けばこの人は大学時代毛沢東派だったらしく、だから中国万歳だったのでしょう。
今の中国の惨状を見てどう思っておられるでしょうか?是非お話を伺いたいものです(と、言うより死んでいる可能性もありますが・・・)
では、
shiznei拝

shinzei様
自分の信じ込んでいることを疑うことを知らない人と話すのはくたびれます。
どんな事実があろうともそれを否定する理屈を持ちだしてらちがあきません。
自分がそうでないように心がけるだけですね。

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