« 残念ながら | トップページ | 次 »

2023年8月17日 (木)

金持ち

 久しぶりに朝のバラエティニュース番組をぼんやりと見ていたら、シン富裕層という新しい金持ちが増えているという話題を取り上げていた。投資などで数億とか数十億という使い切れないほどの金を貯め込んでいるけれど、外観はちっとも金持ちに見えない生活をしているのだという。家も豪邸ではなく、高級車も持たず、着るものも目立たない服装らしい。家族を大事にし、子供の教育には金を惜しまず、海外での教育をすることが多いそうだ。

 

 金持ちになると友人関係も疎遠になる傾向があるのだそうだ。金で関係が歪んでしまうことがこの世では多いということか。金があると知られると、たちまちさまざまな悪の標的になる。詐欺や直接的な強盗掠奪の的になってしまうことは日ごろのニュースを観ていれば分かる。こうして金がどんどん貯まっても金をあまり使わない富裕層が増えるということは、つまり金がどこかに滞留してしまうということで、回ってこその金が世の中に回らずにそこで死んでいる。金を使えば悪者にバレて危険を産み、金を使わなければ金が死んでしまう。金持ちがちっともステイタスではないという現れがこのシン富裕層という存在なのだろう。

 

 むかしなら、単純にそういう金持ちにもっと税金という形で社会に金を回すようにしたものだけれど、いまは税金を上げると税金の安い国に逃げてしまうから元も子もなくなる、などという。そうなのかも知れないけれど、どうも税金を上げてほしくない人の作り上げたオハナシのような気がしないでもない。

 

 日本が安全で居心地の好い国なら、税金が安いことよりも日本にいることを選ぶだろうと思うがそうではないのだろうか。だからまずもう少し金持ちが安心して金持ちであることをステイタスにできる国になれるようにする必要があって、それができるのは国家しかないのだから、政府はそこに注力すべきではないのかと思う。

 

 庶民は、マスコミに踊らされて金持ちを妬むのは恥ずかしいことだ、という矜持を持って欲しいと思う。マスコミがそういう煽り方をするのは庶民のそういう妬みの心を増幅させているもので、もともと人間にはそういうものがあるのは仕方がないが、それを抑えるのが理性であり、知性であると思うのだが。

« 残念ながら | トップページ | 次 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私は大阪の下町で生まれ、育ちましたが
ご近所にはそれとわかる裕福な家がありました。
そこの子と遊ぶたびに
「お前とこ、ええな、金持ちで」「アホなこと言うなや(笑)」
というのが挨拶。
もちろん妬みなんて一切なく、子供心にこれが世の中だ、と思ったものです。
ところがいまは格差とか分断とかの大合唱で富の偏在を攻撃する。
背景には左派勢力のプロパガンダ、それを支援する朝日や毎日などマスコミの影響もあるんでしょうね。
個人的には格差の存在は仕方がないとも思っています。
そうでないとそれを克服するための競争心や向上心が生まれませんから。
(それをなくそうと唱えているのが共産主義)。
分断もムリヤリ線引きするマスコミの煽りだと思います。
余談ですが、こうした「妬み」を最初に憂えたのが谷沢永一ではなかったでしょうか?
(長文ご無礼)。

ss4910様
格差を糺弾し、金持ちをこき下ろす風潮に乗る人びとは、ただ金持ちになれないことに対する妬みに発した心情で、いざ自分が小金をもてばコロリと変わる人びとでしょう。
その心情は劣情ともいうべきもので、それを恥ずかしげもなく正義の名の下にとやかく言うのは恥ずかしいことだと思いますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 残念ながら | トップページ | 次 »

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ
フォト

ウェブページ