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2023年8月20日 (日)

遅刻常習犯

 私は遅刻がきらいである。本質的に気が小さくて人を待たせるのが嫌いなところに、祖父母も両親も遅刻はしてはならないと思う人たちだったから、きつく遅刻厳禁が刷り込まれた。祖父は時間ちょうどに行くことが正しいと考え、そのために万全を期すタイプで、無意味にゆとりを持つことも好まなかった。両親はたっぷりゆとりを持つタイプで、何があっても遅れないようにした。私は両親のタイプである。歩いて行くならともかく、乗り物を使う場合は何があるか分からない。

 

 偉い人の中には平然と遅刻する人がいる。その人が来なければ場が成り立たない人だから、待つしかない。忙しいから遅れるのだろうと我慢するしかない。偉い人だから遅れるのかと思いながら、遅れても泰然とするぐらいでないと偉くなれないのだとも思っていた。だから私は偉くなれないし、偉くなりたいとは思わないで生きてきた。間違って偉くなっても遅れなかっただろうと思う。

 

 しばしば遅刻常習者というのがいる。さまざまな言い訳をする。聞いていると、うんざりする。遅刻しないようにしよう、という気持ちが本当にあるように思えないからだ。もちろん私だって遅刻したことはある。不可抗力で(電車の大幅遅れなど)遅れるのはいたしかだないことだが、それでも私は遅刻したことが慚愧に堪えない。それが自分自身の理由で遅れたことが二度ほどあって、いまだにそれを覚えているということは、よほど許しがたい残念なことであったからだ。

 

 朝、目覚め前に遅刻する夢を見た。言語道断なことに、昼酒を飲んで会議に遅れたのである。寝汗をかいて不快な寝覚めだった。厚めのひんやりシートで寝ているが、汗臭いのでいま洗濯している。起きても、人生の慚愧に堪えない遅刻回数が一回増えた心地がしている。なぜこんな夢を見たのか絵解きはできる。できるけれども、しても取り返しがつかないから仕方がない。

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