復讐の矢
ワクチン接種から丸一日経ったこの夕方になって、変に身体がほてり、体温を測ったら37℃ちょうどくらいある。平熱が36.3℃くらいだから微熱である。今日は風呂に入るのはやめておこうか。これ以上発熱しなければいいが。
午後、『ソフィー・マルソーの復讐の矢』(2022年フラン)という映画を観た。お気に入りのリベンジ映画だと思ったら、意外な展開で、というより展開らしい展開がないという展開で、これを復讐映画といっていいのかどうか。ソフィーマルソーのあの独特の目は相変わらずだが、彼女も歳をとった。記憶に残る少女だったときの彼女とは違って、意志の強そうな風貌になっていた。彼女はパリ警察の警視役である。妹の死から五年、今でもその心の痛みを引きずった彼女は感傷的になっている。そんなときに担当事件の捜査が進む中、彼女は最愛の夫の浮気を知ってしまう。彼女の心は不安定になっていく。
自らの役割を見失い、自分勝手な行動がはじまる。さらにたまたま夫のDVからのがれようとする母娘を助ける羽目になる。のがれたはずが、あとをつけられ三人は男に追い詰められるのだが・・・。そうして主人公の暴走がエスカレートして行く。彼女が得意な弓矢で追い詰めていくのははたして誰なのか。
とにかく予想を覆すという意味では意外な展開であり、なにこれ!という気分なる。
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