渇水と火事
渇水でアマゾン川の水位が低下し、河イルカが大量死していると報じられていた。もちろんイルカだけではなく、干上がった岸辺に魚も大量に打ち上げられて死んでいる映像も報じられていた。
長江の途中にある中国の巨大な湖、鄱陽湖(はようこ)は、長江の季節的な水量の変化で渇水期には湖面の面積が最大時の6分の1ほどに縮小したりする。一時期、湖が干上がってしまう、などと大げさに騒いでいたが、もともとそういうところらしくて、繰り返し報じられてまたかと思うだけになった。ただ、それが過去にないほどの干上がり方かどうか、しだいに干上がり方が極端になっているのか、という肝心なことは報じられておらず(私が見ていないだけかも知れない)、三峡ダムの影響だ、と騒いでいたのが本当かどうかが分からない。
アマゾン川の渇水も、鄱陽湖と同様の、ときどきある、過去にも前例のある現象なのか、ジャングル伐採の影響による、今までにないことなのか、それがきちんと報じられていないから分からない。渇水のニュースとともにアマゾンのジャングルの多発的な火事も報じられていた。この火事はジャングルを切り開き、農地にするための人による意図的な火災がほとんどだといわれる。そのことによるアマゾンの保水能力低下が起きているのだろうか。それらをきちんと検証した報道を見たいものだ。
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