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2023年11月 1日 (水)

生息領域

 連日、熊をはじめとした獣の害が報道されている。いままでは単純に獣たちの生息地域に人間が浸食していったからだ、というように言われてきた。たしかにそうであろうし、太古から人間とほかの動物とはその生息地域を争ってきて、人間がどんどんその生息域を拡げていったことは事実だろう。

 

 しかし最近の状況は違うような気がする。人間が動物の生息区域を浸食することは少なくなっているのではないだろうか。少子高齢化による人口減少、その結果としての地方の過疎化が進み、限界集落が急増している。つまり人間の生息区域が後退しているのだ。そこへ獣たちが侵入している。過疎地に野菜や果物が人間によって細々と栽培されていれば、獣たちにとってはそれが自分たちのもののように見えてしまうのではないか。すでにその境界領域は判然としていないのである。

 

 獣たちが人間を恐れない、というのは不思議ではなくて、すでにそこは彼らの生息領域だと考えているからで、縄張りを侵すものとして牙を向けるのだろう。そしてその彼らの逆襲には歯止めがない。その境界をあらためて彼らに認識してもらうためには、多少強硬な手段を執らないと、彼らの生息域拡大は止まらず、被害は更に増えるだろう。すでに保護すべきは人間に変わりつつあるのだと思う。

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コメント

こんばんわ!
秋田県では毎日のようにクマから被害を受けています。
棲息頭数は4500頭らしく、適正な頭数は1000頭と
言っています。
びくびく暮らしている住民、徹底して捕獲すべきだと
思います。捕獲や駆除に「かわいそうだ」とか、猟師に
「お前が死ね」などとの電話が多いようです。
捕獲に駆除にそんな電話をかけてくる方々にお連れして
戴きたく思います。

でんでん大将様
イルカや鯨の捕獲に騒いでいた、いささか常軌を逸していた人たちと同じような、弱者の味方という名の正義の味方がいるようですね。
わずかな人たちのはずなのですが、それが大多数の、捕殺するしかないと思う人たちと同格の扱いで報道されるので、私も不愉快に感じています。
害獣に同情する名目で、人間を脅迫するなどもってのほかです。
名前を公表して処罰出来ないものかと思いますね。

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