政治家
岸田さんが日中会談を期してアメリカに飛んだ。もちろんそもそもの渡米の目的は日中会談ではないが、できれば習近平と差しで会談したいとして、最終の詰めに入っているという。いま日中にはさまざまな懸案があり、首相がなにを優先的に伝えたいと思っているのか知りたいところだが、あとで報道されるだろうから、それを待つしかない。ただ、国民どころか同じ党内の人に対しても自分の意をきちんと伝えているように見えないのに、習近平にいったいなにを言えるのか心配しているのは私だけではないだろう。代わりになにか手土産を差し出すつもりかも知れないが、後々日本の国にとって不利益になるようなことではないことを願っている。
BSフジのプライムニュースを見ることが多い。以前はすべて見ていたが、いまは選んで見る。見るのをやめたり、録画して見たとしてもすぐ途中で消してしまうことが多いのが、日本の政治家の出るときだ。特に野党の政治家の場合は、我慢して聞く忍耐が続きにくい。私と意見が違うから、というのは最大の理由ではない。その語ることばに現状認識とその問題点、それに対してなにを優先的になすべきだと思っているのか、ということを筋道立てていうことが出来ない人がしばしばいるからだ。問題の原因は与党であり、その非をならすのが正義だ、というパターンばかりで、聞き飽きたのだ。人に聞く気をなくさせて、自分の言いたいことを伝えられなければ政治家としては失格だろう。
« 陋巷にあり | トップページ | オーディオブック »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- お役所の無限ループ(2024.09.17)
- 大事なことで(2024.09.17)
- トランプ支持者じゃないか?(2024.09.16)
- 魚を食べる(2024.09.16)
- 微熱(2024.09.16)
« 陋巷にあり | トップページ | オーディオブック »
コメント