能登へ行く(1)
25日に弟夫婦と妹が千葉からやってきた。私も千葉生まれ、千葉育ちである。気がついたら名古屋が終(つい)の棲家(すみか)になっていた。東名高速は工事などでとても渋滞したそうである。用意した簡単な料理で酒を飲みながら旅のスケジュールを打ち合わせる。心配していた天気はなんとか保ちそうだ。車は弟のボックス型の新車で行くことになった。結局、全行程を弟が運転した。
翌朝、七時頃出発。今回は一宮から名神高速に乗り、米原から北陸道を行くことにする。向かうのは能登・輪島。北陸道の南条のサービスエリアで休憩。恐竜がいた。動く。
弟は安全運転なのでスピードをあまり出さない。私はもっとずっとスピードを出すので反省する。ただ想定の時間より余分にかかるし、女性はサービスエリアなどに立ち寄るといろいろとユックリするのでなかなか思ったペースで進まない。私はせっかちなのである。
金沢の手前の徳光パーキングで日本海を眺める。このへんまでは空には雲がかかっていた。冬の日本海の風情である。
振り返れば雪山になった白山がはっきりと見えた。曇っているけれど空気は澄んでいるようだ。
金沢東インターで北陸道を降りて、国道8号線を走り、のと里山海道に乗る。長く続く砂浜を左手に見ながら快適に走る。私たち兄弟は九十九里に近いところで生まれ育ったので、こういう砂浜にはなじみを感じるし、弟の嫁さんは静岡の美保の生まれだから同じようなものだろう。
能登の西側の海岸は南側は砂浜だが、途中から能登金剛と呼ばれる断崖の続く景勝地になる。その中の巌門(がんもん)というところに立ち寄る。
真っ暗な穴の階段を降りると、こういうところへ出る。この奥から出て来た。天井が低いのでうっかりして頭をぶつけてしまった。
外へ出るとこういう場所に出る。車を降りたときには雨が降りそうな空だったのに、このあたりで晴れてきた。雨のために傘を持ったが、傘を用意すれば雨は降らず、大丈夫だと思うと雨に降られる。傘は雨よけか。
こういう潮の出入りする洞窟もある。
高台に登ればこんな景色が見られる。膝が少し痛くて階段が辛いし、息も上がるが、こういう景色がご褒美だ。
時間が押してしまい、輪島の朝市には間に合わない(昼までである)。輪島の港にあるキリコ会館に立ち寄る。それは次回に。
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