温かい
寒さには人より強いほうだと思う。この時期でも近場への用足しには裸足に草履式のサンダルで出かける。雨や雪に濡れなければ冷たいとは感じない。
暖房は、朝晩ガスファンヒーターをつけて部屋を暖め、温まったら消してしまう。紺絣のはんてんを羽織って炬燵に入っていれば寒いと思うことはない。それでもそろそろセーターを着ようかと思って薄手のセーターを引っ張り出して着たら、温かい。
わずかなことで体感というのはずいぶんちがうものだ。これも部屋そのものが外気と遮断されて暮らせているからだろう。昔の人は外の気温とあまり変わらない部屋で、火鉢だけで過ごしたのだからたいへんだっただろうと思う(私が子供のころはそれがあたりまえだった)。思えば現代でもそういう生活を余儀なくされている人たちがいるのだ。安易に自分の不幸せを嘆いてはバチが当たるだろう。
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