川風冷たい柳川川下り
一番先に乗船し、舳先に陣取る。舟には靴を脱いで乗る。青い台の下は火鉢を入れた炬燵になっている。
さあ、出発。柳川と言うくらいだから柳がある。蘇州の運河めぐりの時を想いだした。
広い川からお城のお堀に入る。
こういう狭い橋の下を潜っていく。私の乗ったコースでは、全部で11の橋を潜る。船会社は四社あり、コースも大回り中回り小回りとさまざまらしい。私の乗ったのは中周りコースで、三柱神社前から立花邸御花まで。
こちらは橋を見上げ、向こうは舟を見下ろしている。
こちらがのんびり進む間に別の舟が追い越していった。こちらの舟にも数人中国人がいて、向こうの舟はすべて中国人らしかった。船頭も説明のしようがない気配で静かだった。こちらの船頭はにぎやか。
こんな風に低いところをくぐり抜ける。水位が上がるともっと狭くなると言う。
方向によって風が冷たく吹いたり穏やかだったりする。とにかく風が冷たい。
ここに舟を着けて、頼めば甘酒やアイスクリーム、揚げ餅などを頼める。
水深は1~2メートルで、魚が沢山いるそうだ。見えているのは四つ手網。
アオサギ。あまりじっとしているので置物かと思ったら、船頭が「本物です、生きてます」と言った。
待ちぼうけの歌碑。これも白秋だったのか。
このあと立花邸御花の目の前に舟が着いた。終点である。身体が冷え切った。
うなぎ屋はいくつもあるが、昨日ここにしようと決めていた店にはいった。二階から見下ろす。向かいにもうなぎ屋。
待つことしばし、頼んだせいろ蒸しを食べながら前を通る舟を見る。この舟は小回りコースの舟だと思う。
少し歩いたあと、橋のガラスの絵を見る。このあと駅前までバスで戻った。
そのあと宿から車で「むつごろうウランド」というところへ向かう。有明海のそばにある。建物があったので中に入ったら「なんのようですか?」と言われる。なにも展示しておらず、研修施設なのだということであった。こちらも向こうもびっくり。有明海は堤防がめぐらせてあって見ることが出来ない。少し走ったが海を見る場所がわからなかったので宿に戻った。まあまあ柳川を堪能できたので満足した。
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