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2023年12月14日 (木)

中国地方の中国

京都から見て東側を東国、西を西国と言っていたのだろう。それが西国が九州のことを言うようになり、その間を中国というようになったのではないか。国としての中国と、昔から呼び習わされていた日本国内の中国地方とは、よく考えるとまぎらわしい。もともとは国としての中国のことは中国と呼ばずに唐(から)の国といっていたので<むかしは問題なかったのだろう。

その中国地方に中国の庭園がある。

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昨日とは違った方向から。

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燕趙園(えんちょうえん)の入り口。入園料500円を払うと、中国服を着たお姉さんが飛んできて、簡単に園内の回り方と見所の説明をしてくれる。

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渡されるパンフレットの中にこれと同じ地図が入っている。この庭園は山陰八景の一つである東郷湖という湖の畔に立てられている。庭園の向こうは海ではなくて湖だ。

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入り口近くの小さな建物でこんなお出迎えがあった。

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庭園のあちこちに山茶花が咲いている。中国はこういう石が好きである。

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こういう回廊を歩いていると頤和園を思い出した。スケールが違うのは致し方ない。

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中国で撮った、といって見せたら、中国に行ったことのない人は信じるだろうか。

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これが東郷湖。案外大きい。

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壁の透かしから湖を望む。

中国が嫌いな人には何でわざわざこんなところを見に行くのだ、といわれそうだ。

中国の名園と言えば、蘇州の拙政園が第一といわれる。息子と二人で見に行った。ガイド付きのツアーだったのでせかされてゆっくり観られなかったのが残念だったが、聞いていた以上にすばらしい庭園だった。そういうものが記憶にあると、こういうところを見ることで甦るのだ。

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コメント

”中国に行ったことのない私簡単に信じます!

おキヨ様
こういうところにはたぶん中国人観光客は来ないでしょう。
私は中国を仕事とプライベートでけっこう旅しましたので、思い出が頭の中にたっぷり貯まっています。
むかしは観光地に中国人が少なかったので、ゆっくり観ることが出来ました。
いまは中国の観光地は中国人を見に行くようなものになってしまいました。
行けるときにいっておいて良かったと思います。

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