宇奈月温泉にて
魚津の埋没林を見てから、この晩の宿である宇奈月温泉に向かう。それほど遠くない。写真はトロッコ列車の駅の裏から見下ろした黒部川の下流方向。この左手が温泉街。
もう薄暗くなっていたが、遊歩道を少し歩く。猿がぞろぞろと歩いていた。すぐそばをボス猿と思われる大きな猿が通っていった。そのあと林の中から猿声が聞こえた。
紅葉のシーズンはもう終わり。まもなく雪が山を覆う。トロッコ列車も11月30日までである。翌朝、天候が許せばトロッコ列車に乗ることにする。
翌朝の宿の部屋からの眺望。ごらんの通り雨が降っている。トロッコ列車は断念せざるを得ない。
雨の中の紅葉は今年の秋の名残。この天候では北陸はどこも雨だろう。ゆっくり出発し、宇奈月の道の駅に立ち寄る。道の駅に街の図書館と博物館が併設されている。刎橋(はねばし)の愛本橋に関するビデオと、黒部川についてのビデオを見せていただき、そのあと刎橋の二分の一のモデルを見学する。ちょうど展示会が終了したばかりだから、片付け中なので無料でいいです、ということだった。外へ出たら大雨。
そのまま名古屋へ帰るのももったいないので、郡上八幡へ立ち寄ることにする。分水嶺を越えれば雨が止むかと期待したが、郡上白鳥まで雨。ところが郡上のお城に着いたらみるみる空が明るくなった。
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