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2024年2月28日 (水)

大難

 難事というのは誰にとっての難事かによって、大難だったり、小事だったり、他人事だったりする。

 自民党の裏金問題が露見したことは、自民党にとっての大難であろうが、国民にとっては難事ではない。今まで自民党議員が、法律にも違反している、してはならないことをしてきたことは問題であるが、それが露見したことは慶事ですらある。問題は、そのようなしてはならないずるいことをしていた議員たちが、してきたことをなかったようにできないかとうろたえて、その人たちがするべき事をせずに居座ろうとしていることであろう。

 するべき事とは何か。その裏金がどう使われたのか詳細を明らかにして、それは間違っていたと認め、今後はもうしません、と頭を下げることであろう。そうしてもし同じような過ちをしたらどんな処罰も受けます、と約束することだろう。信頼関係が損なわれたのだから、ここは約束ではなく契約か。つまり契約書として法律に明記すると言うことだ。

 そんなことは小学生でもわかることで、いくら明らかにしたくないことがあろうとも、事ここに至ってはそれしか方法はない。それで許されるかどうかを争点とする選挙をして、国民に引き続きの議員としての仕事継続をお願いするしかないだろう。そんな自明のことが岸田首相にはわからないかのようで、そういう首相を戴いている、それこそ国民にとっての大難だ。

 野党の言い分を聞いていると、国民の大難だ、などと騒いでいるが、私はいささか違う気がしている。これで衆議院を解散して、果たして野党はどれほど勝てるのか、政権交代に至る程のことがありそうか。それこそ大山鳴動して鼠一匹、自民党一強がほとんど揺らがなければ、それこそ野党にとっての大難であろう。前回の政権交代の時には、民主党が政権を取れば何かが変わるかもしれないと期待されて大勝した。その結果、せいぜいなんとか仕分けという名の茶番劇と、蓮舫議員の「二番ではだめなんですか」という迷言だけが残された。今回、国民は野党に何か期待するものがあるだろうか。問題を政権交代のチャンスと捉えるのは勝手だが、政権交代した後に何があるのか見えないのにどうして期待できるのだろうか。まず何をするのか、わかるように言ってくれ。

 追伸:これを昼前に書いておいたが、後でニュースを見たら、岸田首相が自ら政倫審に出席して、公開で行うようにすると述べたらしい。小学生でもわかることに、さすがに気がついたらしいが、主旨は変わらないのでそのままとした。出席者がその意向通りに動くかどうか、反発して首相を引きずり下ろそうとするか、それはこれからのことである。

 さらに安倍派の西村氏が率先して総理の言うとおり、公開の政倫審に出席の意向を示したらしい。そうしたらほかの出席予定者もぞろぞろとそれに従うと言っているらしい。こういうときは、一番最初の人だけを評価するもので、私は西村氏を評価したい。

 

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