血みどろ
夜中に悪夢を見て目が覚めた。でもどんな夢だったかよく覚えていない。昨晩寝る前に『オオカミ狩り』という2022年の韓国映画を見たのがよくなかった。いわゆるスプラッター映画(血まみれ映画)で、出だしはともかく、人が泥人形が破壊されるみたいに次々に惨殺されて、画面が血みどろである。最初は凶悪犯の集団による殺戮だったのが、途中から旧日本軍に改造人間にされた超人(韓国人)まで現れて、今度は凶悪犯たちが文字通り破壊されていく。もうぐちゃぐちゃである。
さらにその超人を超えた超人とそれに対抗する超人も現れて何が何だかわからない。旧日本軍が中国で人体実験をしたことは旧知の事実(ただし改造人間を作ったという話は聞いたことがない)なので、それを下敷きにしているのだろうが、さらにその技術を改良発展させた韓国の製薬会社だかなんだかがあるようで、そこから次々に生み出された超人がいるらしい。たぶん『バイオハザード』を意識しているのだろう。あれもある意味でスプラッター映画といえないことはない。こんなことでは地上の一般人間は皆殺しにされてしまう。大変だ。
韓国映画の残酷描写はエスカレートしつくして、他の追随を許さないところまで来ているが、それも見る方がだんだん鈍感になっているからに違いない。映画の世界でだけならいいが、現実世界でも鈍感になる切れた人間が一万人に一人いてもおそろしい。そろそろ大概にしておかなければならない気がする。夜中に目が覚めたのはそういう夢を無意識が浄化しようとしたことによるのかもしれない。私はまだ健全だ・・・と思いたい。
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