千葉東方沖地震
千葉県の東方沖を震源とする地震が頻発していて心配している。九十九里あたりの地域は、まさに私の生まれ育ったところだからで、震度4の場所はみな私にはなじみの地名である。弟や妹は同じ千葉県でも、東方ではなくどちらかと言えば東京湾側だから、まだそれほどの揺れではないようだ。わざわざ電話するのも大げさかと思って様子を見ている。
マグニチュード5前後の揺れが頻発するというのは、地下の地盤にたまったひずみのエネルギーの放出が小出しに起きていると言うことで、大きなひずみであれば、この程度の揺れが何回あったところでそれで治まると言うことはないとも考えられる。能登地震の例でもわかるとおりだ。まだまだこれからかもしれない。
元々千葉県は地震の多いところで、住んでいた実家の屋根瓦が落ちたこともある。自分でブルーシートを買いに行って屋根にかぶせた。瓦屋が来て瓦を乗せ直したのはずいぶん経ってからだった。同じ街に妻の実家もあった。東日本大震災の時にはたまたま妻の実家に居て、棚から本や何やらが落ちたが、タンスや本箱が倒れるまでのことはなかった。私は二階に居て、揺れている間は階段を降りるどころではなかった。多少は地震になれているところがある地域だが、それでもこれが警告の揺れとして、できるだけ備えをしてほしいと思う。そんなことを言っている私が今居る場所だって何があるかわからないのがこの日本だ。
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