« 座布団カバーを換える | トップページ | 再開したが »

2024年3月13日 (水)

暗い

 昨日は一日中ミステリードラマを見て過ごした。どちらもWOWOWで放送されたもので、一つはイギリスのミステリー『BAY』シリーズの第四シーズン全五回、もう一つはイタリアのミステリードラマ『孤独の連鎖』全八回である。我ながらちょっと見過ぎであるが、どちらも見応えがあった。

 

 印象をいえば、暗い、である。物語が暗い、というよりも、とにかく夜が暗い。外が暗いだけではなくて、部屋の中がとにかく暗い。ヨーロッパというのはどうしてあんなに部屋が暗いのだろう。電気の照明がなかった時代ならいざ知らず、ほとんど豆電球程度の暗さである。ただ、あちらから見れば日本の室内の照明は異常な明るさなのかもしれない。

 

 イギリスのミステリーのほうは、最初の2シーズンの主役の女性刑事が替わって、第3と、今度の主役は複雑な家庭を抱えている女性刑事で、彼女が悪いのではないけれど、それに振り回されているきらいがあり、どうも好感が持てない。今回の事件は、ある小さな建設会社の男の家が放火され、四人の子供はかろうじて逃げ出せたのだが、男の妻が逃げ遅れて焼死する。殺人事件として調査が始まるのだが、どうして放火されたのかが全くわからない。男の家族の中の葛藤、そして女主人公の刑事の家族の中のゴタゴタが描かれて、見ている方もいらだってくる。そんなさなかに男の建設機械が放火されて、納期のある仕事が出来なくなってしまう。二つの放火の関連性は明らかで、単純な放火ではない疑いが生ずる。さらに男が請け負っていた工事現場から古い白骨死体が発見されて・・・。

 

 放火の動機については見ている途中で想像できたが、実行犯が誰なのか、その動機がなんなのか、そして小さなトラブルのすべてが関連していることが明らかになっていき、見事にそのつながりが解明される。事件があると、その家族は徹底的に内情が暴かれてしまう。被害者であっても、というか、被害者ほどひどい目にある。そういう残酷さを思い知らされてくれるが、最後にちゃんと救いはある。

 

 イタリアのミステリーは久しぶりで、しかもベネチア警察が舞台という珍しいものだ。少年の溺死体が発見され、当初自殺と思われていたのが他殺であることが判明する。ローマから少年が被害に遭う事件を追い続けている美人女性が派遣されてくる。彼女はベネチア警察の刑事と過去に因縁があった。少年を人身売買する組織があるという女性に対し、当初誰もがそれを妄想だと決めつけていたが、次第にその主張を裏付ける事実が明らかになっていく。全八回だから、捜査は遅々として進展しない。しかしその分背景が重厚に描かれていてなかなか面白かった。ただ、最後に彼女を妨害する黒幕が明らかになったとき、それはさすがに無理筋かな、という気がした。それ以外はなかなか良かった。

 

 これでハードディスクに若干の録画の余裕が出来た。

« 座布団カバーを換える | トップページ | 再開したが »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 座布団カバーを換える | トップページ | 再開したが »

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ
フォト

ウェブページ