一生懸命やったのにぃ
日本の民間のロケットが打ち上げに失敗した。そのニュースを知ったときにまず思い浮かんだのが、むかし、ウッチャンナンチャンの番組の中の「一生懸命やったのにぃ」というギャグだった。多分マスコミはこぞってそれに近いことを言って慰め、打ち上げ失敗者も同じようなことをいうだろうなと思ったのだ。
一生懸命やって結果の出せない者と、それほど一生懸命やってはいないけれど結果を出せる者とがいて、どちらが評価されるというのだ。現実は冷徹である。それに固唾をのんで見守った子供たち、いや大人もそうだ、その夢を裏切って「一生懸命やったのにぃ」では言い訳にならない。
最近日本の信用が低下することが増えているような気がするが、それは思い違いで、もともとそれほどたいしたことはなかったのかもしれない。そんな失望感を感じた。それだけ私も期待していたのだ。政治のあまりにもお粗末なていたらくの世の中に、希望の光を灯すはずが「失敗」とはなんたることだ。厳しいかもしれないが、責任は重い。時には厳しい叱責が必要なこともあるのではないか。
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