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2024年3月14日 (木)

ムダ

 使い切れないほど持っていてもムダだということに、片付けをしていると気づかされる。いい歳をして今ごろ気がつくのだから、手遅れであり情けない。そのためにどれほどの無意味な金を浪費したのか、もしそれがいま手元にあれば・・・などと思う。しかしその金があったらどうだというのだろう。またムダなものを買うのか。映画やドラマでは、ムダのない人生なんてない、と言い、なるほどそうだと思う。とはいえ、人生そのものはムダでないことには同意するが、身の回りを見ればムダなものの山だ。

 

 手元に何を残し、何を捨てるのか、と考えてきたけれど、考えてみれば私には何も残らない。必要だと思って残してきたものは、たまたま捨てずにあるものばかりだ。皆、仮に私のものとして手元にあるに過ぎない。あの世があるとして、何も持って行けるわけではない。自分の身体でさえ持って行けない。

 

 こんな気持ちがとことん心に兆すと、むかしは出家したり漂泊の旅に出たりしたのだろうなあ。私はまだ口だけで、欲望がしこたま残っているから、捨てられないものの山のなかで途方に暮れている。

 

 昨日娘が来たときに、「本を捨てるしかないよね」といつものように一番正しい一言を言われた。ずいぶん処分したのだけどなあ。

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コメント

私も”無駄の筆頭に挙げるとしたら読んでしまった本ですね。
先日、末妹が我が家にやってきたので「興味のある本をもって行って。。。」と言ったったところ、あっさりと「私、本、読まないから」まぁそうだろうと・・・「でも誰かが読むかも、」と私「ううん、うちは誰もこういう本を読まない・・・と。つれない返事です。

おキヨ様
息子も娘も多少は読みますが、好みが違います。
昨日娘が来たので、小川糸の日記エッセイと小説の文庫本を七八冊持って行ってくれました。
読むかどうかわかりません。

まぁ、今の時代は読書で知識を得なくてもいいのかもしれません。
なぜなら、本を読む、読まないにかかわらず、時代に必要な知識は妹や甥、姪はちゃんと心得ていますし、世の中の仕組みはぼんやりした私をせせら笑うほど心得ている部分があります。
私はもはやかっての”明治生まれの母親”と似たような境地にありますね。

おキヨ様
明治生まれの母親、好いではないですか。
私は母方の祖父母にしつけられました。
よく泊まりに行ってかわいがられました。
外孫ですが、孫筆頭になりますし、祖母は17歳で結婚しましたから、私とは42しか離れていません。
孫と言うより、遅く出来た子供に対するようなしつけ方でした。
ですから私には大正生まれの両親と、明治生まれの両親とがいるようなものでした。
私の明治生まれの母親は、祖父を心から愛し、英語が出来て、短歌を作り、ミステリーが大好きな素敵な人でした。

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