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2024年4月 9日 (火)

『椿の恋文』

 千葉の弟の家に来てゴロゴロしている。弟の娘が近くに住んでいるので、家族(亭主と娘二人の四人)で挨拶にやってきた。ついこの間までよちよち歩きだったのが、いまは上が小学生、下が幼稚園の年長だ。人見知りをしていたのがなくなり、話しかければしっかりと返事をする。本当に子供の成長は早い。それはその分・・・というのは愚痴なのでやめておく。

 

 ゴロゴロしながら小川糸の『椿の恋文』を読了した。『ツバキ文具店』からの三冊目で、書店で気がついてすぐ購入してあったのだが、しばらく古典を集中して読んでいたので後回しになっていた。読み出せばたちまち夢中になって読んでいた。ポッポちゃんこと鳩子も結婚して、先妻の子と別に自分の子供二人も生まれて、家族五人の所帯を切り盛りしててんてこ舞いの日々を送っている。その鳩子も反抗期の上の子(QPちゃん)との関係に悩む母親である。それでも下の子供たちが小学生に上がり、ようやく一息ついたところで代書屋を再開する。

 

 様々な人と出会い、代書をするために相手の人生を知る。難しい手紙をとことん考え抜いて本人の代わりに書くことで、鳩子は別の人生を追体験する。そのことで成長し、人に対しての優しさが付け加えられていく。今回もその手紙文の見事さに惚れ惚れする。この本を読まないのは本読みとしてもったいない。おすすめの本だ。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

数年前にテレビでツバキ文具店を1,2度観ましたが、それきりでその後を観ていません。
テレビはコチラの都合で観るものですから必ず観るというわけにもいかず、そうなるとやはり読書の方がいいですね。


おキヨ様
何しろ我が愛しの多部未華子が主演でしたからね。
好いドラマでした。
あの続編で主人公が結婚し、今回の三冊目ではその七八年後というところでしょうか。
今回の本では久しぶりにバーバラ夫人が登場しますが、ドラマで演じた江波杏子はもういませんね。

来週は結婚した主人公、多部未華子ちゃんをぜひ観たいと思います(^^)。
まぁ、買い物ついでに目についた桜を立ち止まって眺める・・・それでも今年のサクラを観た!ことになるでしょう。
いまや私はゴキブリよろしく家屋の生き物と化しています。せめて楽しみに出来るテレビドラマをマークしておきたい・・・。
こうなると、いままで飽きるほど観ていた近くの山の一本桜さえ懐かしいですね。

おキヨ様
ちょっと勘違いするような書き方をしていたのかもしれません。
テレビドラマになったのは第一巻のあの『ツバキ文具店』のみで、その後についてはドラマになっていません。
だから番組表を見てもないはずなのであしからず。
私の頭の中では、本が映像化していますが。

あ・・・またそそっかしい私のミスです。
私は自分の年が上がっていくほどに勘違いが激しくなっています。まぁ、当然なことといえば言えなくもないことですが。。。
貴文章を正しく読めば子供にも劣る”勘違い”などするはずもないことなのに、ここの処その”子どもにも劣る勘違いや聞き間違いが多くなっていると自覚せざるを得ません。

では私も書店で続きを探してきます!✌


おキヨ様
第二作が『キラキラ共和国』、今回読んだのが第三作の『椿の恋文』です。
よろしければ是非どうぞ。

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