鬼に会えず
朝、六時半過ぎに出発。もっとゆっくりでも好いのだが、それを過ぎると名神への道が混むから、支度が出来たので躊躇なく雨の中を飛び出した。名古屋は本降りの雨。駐車場に行くまでにぬれてしまった。
名神高速からの景色は雨に煙って何も見えず。伊吹山も姿を見せない。米原あたりで小やみになり、これで上がるのかと思ったら、北陸道も雨。トラックが多いから水煙を浴びるのが気持ちが悪い。敦賀で舞鶴若狭道へ移る。綾部で京都縦貫へ。雨でスピードは出せないが、愛知、岐阜、滋賀、京都と順調に走り抜く。宮津天橋立で自動車道路を降りる。目的地は大江山の酒呑童子のところだ。『日本の鬼の交流博物館』というのがあるのを地図で発見したのだ。鬼については興味があり、いろいろ鬼の本を読んできた。何か新しい知見が得られるかもしれないと楽しみにしていたのだ。
ところどころセンターラインのない細い山道をどんどん登る。思ったより遠い。
ようやく到着。まず山伏たちがお出迎え。
これは酒呑童子を退治しに来た源頼光とその家来たちである。その話は前に紹介した。
こんな鬼や
こんな鬼も出迎える。どうも期待していたイメージと違う。
入り口。なんか様子が怪しい。
休館日は月曜だと調べてきたのに、祝祭日の翌日も休館だというのだ。うっかりした。
ここの売りである巨大な鬼瓦。本当に大きい。焼くのが大変だっただろう。
周辺をうろうろして目についたもの。浦島太郎が亀に乗っているのだろうか。それにしてはじいさんだし、亀も鬼のような顔をしている。こういうのを見るのは嫌いではない。
鬼瓦職人の作品。
子供たちの作った鬼。
どうもここは鬼よりも鬼瓦を見せるところのようだ。これではもう一度来る気になれない。
花に慰められて山を下りる。今度は玄武洞を見に行く。
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