大野亀のトビシマカンゾウ
佐渡は、二つの島が国中平野という水田が多くて豊かな平野で繋がっている形になっている。北側を大佐渡、南側を小佐渡という。今大佐渡の西側を先端部に向けて北上していて、奇岩怪石の多いこのあたりを特に外海府という。真更川というところあたりから海岸には道がなくなり、一気に高台、断崖の上の道を走ることになる。そのあたりからセンターラインのない、車がすれ違うことが困難な狭い道なので運転する人は大変だ。その途中に海府大橋という橋が架かっていて、そこには断崖の上から滝が流れ下って直接海に注いでいる。車を置くスペースはないが、むかしはここで降りて写真を撮ったりした。今回は停まらず。
断崖を登り切ってしばらく行くと景勝地の大野亀というところに出る。
大野亀には駐車場のスペースがある。逆光なのでわかりにくいが、次回にもう少しわかりやすい写真を掲載する。この大野亀は海抜167メートル。足に自信のある人はここに車を置いて、頂上まで行くのだ。
満開のトビシマカンゾウ。ニッコウキスゲの仲間だが、大きい。この時期には佐渡のあちこちの海岸で見ることが出来る。
遊歩道を歩く。一度下り、海が見下ろせるところまでいったら、大野亀の登り口となる。そこまで行くことにする。
遊歩道の両脇にたくさん咲いている。
多少ぶれているのが残念だが、こういう花である。一日咲いて夜にはしおれてしまう。次々に咲く。
見事なお花畑。
結構歩く。足場は良い。
ようやく海が見下ろせるところまで来た。大野亀そのものについては次回に報告する。
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