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2024年6月12日 (水)

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』

 梨木香歩『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(理論社)を読了した。十四歳の少年・コペル(ニックネーム)君がある一日で体験し、そこで考えたことを彼の視点と思考だけで綴ったもの、いわゆる一人称小説である。

 

 物語は淡々と進むのにどんどん引きつけられていく。それはコペル君の見ているものが詳細で細部に目配りが行き届いていること、思考が立体的でうわべだけではないこと、そして繊細な感性がこちらに伝わるからだ。読むほどに彼にシンクロしていく。

 

 そうしてこの物語での一日の、いかに盛りだくさんで濃厚であることか。読み終わったときに不思議なほどずしりと心に残る。読み進めることで出会う驚きと感動を損なうので、内容についての言及はしないことにする。この感性に共感できるかどうか、試しに読んでみてはいかが。

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