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2024年6月23日 (日)

『心で見る世界』

 島崎敏樹『心で見る世界』(岩波文庫)を読んだ。一気に読んだのではなく、並行して読んでいた何冊かを順繰りに読み終えたというところだ。これで読みかけがほとんどなくなった。

 

 島崎敏樹は精神病理学者で、島崎藤村の姪の息子にあたる。島崎家に養子に入り、島崎姓となる。兄は同じく精神病理学者の西丸四方、弟は西丸震也。

 

 この本は思索エッセイとでも言ったらいいのだろうか、精神病理学者としての知見と自らの思索とを駆使して精神世界を渉猟し、その世界の紀行文を記しているように読み取れた。類例のない内容の本だといっていい。西丸四方などとともに日本の精神病理学を科学的な臨床治療の域にまで高めた功績はとても大きい。そして精神病理学というもの、精神疾患について、それが病であることの意味を啓蒙に努めたことでもその功績は大である。

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