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2024年6月12日 (水)

『司馬遼太郎が発見した日本』

 松本健一『司馬遼太郎が発見した日本』(朝日新聞社)という本を読了した。副題は--『街道をゆく』を読み解く--である。『湖西の道』から『濃尾参州記』までの全四十三巻におよぶ『街道をゆく』をベースに、朝日新聞社がビジュアル版の『街道をゆく』全六十回(当初は五十回)で発刊したのだが、松本健一がその解説を書いた。その全六十回分の解説をまとめたものがこの本である。

 

 司馬遼太郎『街道をゆく』はハードカバーで全巻揃えて棚に列んでいる。もちろん通読していて、それらは父が健在の時に実家に持参して置いておいた。父も母も気に入った巻を何冊かは読んだようだ。両親とも亡くなったので全て持ち帰った。どこかへ旅に行くときの参考にしよう、などと思って開いたりするのだが、丁寧に再読は出来ていない。だから時間があるときに全て読み直そうとは思っている。

 

 松本健一は解説とともに、司馬遼太郎がこのシリーズを書き出した動機のようなもの、そして日本の過去というものをどう見ていたのか、それを自分なりに考察している。司馬遼太郎が訪ねたところも大事だが、あえて訪ねなかった場所があって、そこに司馬遼太郎のこのシリーズに対しての思いへのヒントがあるという指摘は鋭いと思う。たしかに私の故郷である千葉県などはまったく言及されていないのである。

 

 先般ブログに書いた近江について、この『街道をゆく』を読み直して訪ねてみたいと思ったりした。

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