敗者の弁、勝者の弁
オリンピックは競争であり戦いであるから、勝者があり、敗者がある。勝者は賞賛され、敗者はうなだれる。そこへマスコミは殺到してマイクを向ける。いまの選手はよく語る。以前はマイクを向けたアナウンサーがしゃべり散らし、それに「はい、はい」と答えるのがせいぜいだったが、いまはなかなか立派なことをいう。とはいえ多くが決まり文句である。決まり文句といえば、敗者の方がより決まり文句を言うことが多いようだ。敗者は語りたくなどないが、マイクを向けられて何かしゃべらざるをえないからそうなるのは当然だ。そんな敗者の弁など、誰が聞きたいのだろうか。
株が暴落しているようだ。理由はさまざま解析されているが、これは一時的なものなのかどうか気になる。まさかバブルがはじけたのではあるまいと思うが、あまりにも大幅下落で心配だ。あのバブルがはじけたときも、まさかという間にあれよあれよであったことを思い出すではないか。バブルは渦中にいるとバブルであるとは気がつかない。まさかと思ったら、後で考えたらバブルだったということもあるのではないか。これで不景気になったら、また政権交代にでもなるのだろうか。負のスパイラルか。悪夢の再来とならなければさいわいだ。
民主党の大統領候補にハリスが正式指名されるようだ。もうされたのかな。あんなに不人気だったのに、いまはハリスが持ち上げられてフィーバーになっているようだ。これがご祝儀相場であることは識者がみな指摘するところで、マスコミの、とくに民主党支持のマスコミの情報を日本では選択的に報じるから、ハリスに本当に風が吹いているのかどうかはわからない。この持ち上げ方そのものがマスコミが仕組んでいるものでもあるようだから、化けの皮が剥がれるのは案外そう遠くないのではないか。そういえば『ハリスの旋風(かぜ)』というちばてつやの漫画が昔あったなあ。アニメにもなった。そのちばてつやがコロナにかかったそうだ。なんだか連想がむちゃくちゃだと我ながら思う。
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