この一週間で
この一週間で読了した本。
田中芳樹『岳飛伝』全四巻
高島俊男『お言葉ですが・・・』別巻二と別巻三
井波律子『三国志演義』第三巻
これで田中芳樹の『岳飛伝』は全て読み終えた。第四巻の冒頭で岳飛は殺されてしまい、そのあとは岳飛軍の同士やその子息たちの仇討ちの話、そして金軍との戦いが描かれていたが、妖術使いが出没するなど、ほとんどファンタジーに近い。面白いと思うか馬鹿馬鹿しいと思うか、きわどいところだ。
読みかけだったものもあるから、実際に全てを一気に読んだわけではない。それに『岳飛伝』以外は読みごたえのある本ばかりなので、時間を要する。『三国志演義』はあとは最終巻の第四巻を残すのみ。第三巻同様に、たぶん一週間くらいはかかるだろう。そのあと井波律子の『水滸伝』全五冊を揃えたので、続けて読むかどうか考慮中。どれも700ページ近い本ばかりである。他に五六冊の本が積んであって、そちらも読みかけや読み始めたものだが、どちらに重点を置くか迷うところだ。
とにかく猛暑で出かけることもできずにゴロゴロしているので、アマゾンミュージックのアニメ音楽などを次々に聴きながら本を読み、ときどき居眠りしたりして過ごしている。まあ至福の時間といえば至福の時間である。
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