人間性
人間性というのは、会った瞬間にわかることもあるけれど、しばらく付き合って初めてわかることが多い。
兵庫県知事の人間性らしきものは、報じられているものを見ていると、どうしてこんな人間が知事になってしまったのか、してしまったのかと思うけれど、それまでわからなかったのだろうか。わかっていたけれど、これほどとは思われていなかったということなのだろう。ここまで自己肯定感の強い人は、なかなか自分の行動を振り返って見直す、もしかしてやはりまずかったかなと思う、ということができない人のように見える。
本人に自覚してもらうために、よってたかって問題点を指摘しているが、畏れ入る気配はない。こういう人は時々いて、ときに有能だったりする。その精神の強靱さ(鈍感さ)にはこちらが畏れ入る。今さら引っ込みもつかないし、下手に弱みを見せると損だと計算しているのだろうか。鈍感さが強さであるかのような世界は生きにくいなあ。
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