世界の終わり
大げさではなく、ひとつ間違えば世界の終わりにつながりかねないことが積み重なりつつある気がしている。体調不良の中でニュースを見ていると、ウクライナ問題、中国の台湾恫喝、北朝鮮の火遊び、イスラエルの戦火拡大、どれをとっても悲観的に見れば大戦争へ続く道としか思えない。
過去の大きな戦争では、みんなが疲弊し尽くしてもうやめようという所まで行ってようやく終わった。戦争がどれほど無意味で悲惨なものか思い知ったはずだが、また同じことを繰り返しそうな気配だ。今度もし同じような世界を巻き込む戦争になったら、核戦争になる可能性が排除できない。それでもアフリカや南米などでは生き残る人類は多少はいるだろうが、間違いなく人々を支えていた文明は破綻するから、世界は一度終わってしまうのだと思う。
その先のことは、私がその先に生き延びる可能性がまずないと思うから考えても仕方がないし、いまの状況に対しても何かができるとも思えないから、ただ呆然と眺めていることしかできない。自分では比較的に楽観的な性格だと思っているが、プーチンだの習近平だの金正恩だのトランプだのを見ていると、悲観的にならざるを得ない。
終わりが来るまでは、今まで通り生きていくだけだ。杞憂だと笑わば笑え。杞憂で済めば何よりだと答えるしかない。


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