魚を食べる
夏バテで、どうしても麺類やパンなどの簡単に作れるものを食べることが多くなっていた。米騒動などという空騒ぎのおかげで、やはり体力をつけるには米をしっかり食べなければ、と思い直した。一度に三合炊き、すぐ食べないものは冷まして冷凍する。いつでもご飯がある。料理が面倒なら梅干しだけでも食べられる。
スーパーのサンマがまだ貧弱であるが、いつでも手頃に買えるようになってありがたい。鯖サンドを久しぶりに食べた。小ぶりの冷凍塩鯖だと、ちょうどいい大きさで、しかも安い。魚が好きなのに、あまりに値段が高いので肉を食べてばかりいた。鶏肉を食べることが増えた。安いからだ。ところが肉がどんどん値上がりしている。これなら魚でも好いではないかと、うかつなことにようやく気がついた。
魚を敬遠していたのは値段だけではなく、焼き網で焼く時に換気扇が追いつかず、部屋中にけむりが回って臭いがこもる。ガスレンジのオーブンは、煙は出ないがあとで洗うのが面倒だ。切り身の煮魚はそれほど好きではない。イワシや小ぶりの鯛などを食べることがあるくらいだ。できれば新鮮なものを自分で捌いて食べたいが、夏は、はらわたの処理が面倒だ。もともと食べるために釣りをしていたから魚を捌くことはできなくはないが、そのための小出刃も長いあいだ研がないままだ。
鯖やサンマを食べたのをきっかけに、多少の値段は目をつぶってもっと魚を食べようと思った。オーブンを洗うのは面倒だと考えるのではなく、すぐ洗えば気持ちよく使える。そう思ったら、はやく体調を万全にして、知多の魚広場に魚を買い出しに行きたくなった。メバルやアイナメなんかを久しぶりに食べたいなあ。
こんな鯛なら最高だ。
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