終わらない
イスラエルのネタニエフ首相は、ハマスを殲滅するまでガザ地区での戦いを終えるつもりはないようだ。しかしハマスを一人殺すために同時に十人、ときに百人のガザに住む一般住民を死傷させている。これではハマスではないガザの住民がハマスに身を投じるように仕向けていることにならないか。 それならガザの住人をすべて殺し尽くさない限りハマスは新たに生まれ、そして生き残り続ける。
たぶんそんなことはネタニエフは判っているだろう。だからガザの住人はすべてハマスの予備軍であるから、いくら殺しても仕方がないというのが彼の正義なのだろう。これでは殲滅するまで終わらないし、それまで終わらせるつもりもないということなのだろう。それを支持するイスラエル人も、トランプも、アメリカのイスラエル支持者も、ネタニエフの正義を当然だと考えているようだ。どうしてそう考えられるのか私には判らないし、信じられない。
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おはようございます
今回の一件は、噂、というよりかはほぼ確実にネタニエフの意図があると言っていいでしょう。
そもそも彼自身相当政権運営が詰んでいたそうで、今回のハマスの先制攻撃は、イスラエルの矛盾と国民の不満を外に向けさせて彼の政権を浮揚させるためには偶然とはいえ願ったり叶ったりだったという話です。
まあ、他にも私たち宗教音痴日本人では分からないことですが、エルサレムにユダヤ教で重要な第三神殿を建てる目処をつけた、ということもイスラムであるハマスを怒らせた原因だ、と言われていますが・・・(そもそもその神殿を建てるには岩のドームに立ち退いてもらうなりしなくてはならないそうです)
では、
投稿: shinzei | 2024年10月31日 (木) 07時55分
shinzei様
停戦、または休戦すると、イスラエルは選挙が待っていて、まずネタニエフは失職するだろうという話ですね。
そうなるといろいろの罪によって収監されることになるから、戦争を終わらせるわけにはいかないのだということらしいですが、それなら戦争はいつかは終わるにしても、とことん長引かせようとするでしょう。
投稿: OKCHAN | 2024年10月31日 (木) 15時54分