足が重い
欲しい本があって、アマゾンで調べたら、あるにはあるが古本しかなく、取り寄せに時間がかかりそうだった。久しぶりに名古屋まで出て本屋で探してみようと思って散歩がてら出かけた。最寄りの駅まで歩いてたかが十分あまりの道のりなのに、どうしたわけか足が重い。
久しぶりの名古屋市内はやはり人出が多い。マスクをしている人は全体の二割程度だろうか、その割に咳をしている人がときどきいて、気になる。もちろん私はマスクを着用している。まず名古屋駅前のジュンク堂で目当ての本を探す。講談社学術文庫の一冊なのだが、その本はない。久しぶりのジュンク堂はレイアウトが少し変わっていた。犬がオシッコをしてテリトリーを確認するように、店内をぐるぐる回って、自分の頭の中にレイアウトをインプットし直す。
買うにしても、目的の本ともう一冊くらいにしておこうと決めていたのだが、気がついたら五冊も抱えてレジの前に立っていた。これでも目に付いた本のほんの一部である。目的の本を求めて今度は三省堂に向かう。ここでも目的の本は見つからない。いま欠巻になっているのかも知れない。それなら古本を手配するしかないようだ。三省堂では三冊だけ購入。これでもかなり我慢した。
三省堂の上の階にビックカメラがあるので、そこでうろうろする。息子が有機ELのテレビに買い換えたというので、いまどんなメーカーのテレビがどんな値段で並んでいるのか眺めに行った。昔より安くなっている。いま我が家のテレビは4Kですらないが、今のところは問題なく視聴できている。しかし、リタイア前後に買ったはずで、東京オリンピックを機に買い換えようと思っていたテレビである。だから概ね15年も経っているのだ。アクオスの最上位機種を買ったのだが、やはり好いものは長持ちするのかも知れない。それにしてもそろそろ寿命の筈で、その覚悟はしておこうと思っている。
他にもアンプその他、見たいものがあったので眺めるだけ眺め、満足して帰路についた。事故か何かで名鉄はダイヤが乱れているようで、客の少ないはずの昼過ぎなのに混雑していた。帰り道はやはり足が重いしむやみに汗をかいた。体力が落ちているのか、体調が万全でないのかわからない。帰って着替えをしてさっぱりした。総歩数六千歩あまりなのに、一万歩も歩いた気がした。
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