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2025年1月30日 (木)

掃除と録画番組の消化

 ごくごく大雑把に部屋の掃除をしている。明日、千葉から弟夫婦が来るからだ。いつも弟夫婦には世話になっているから、ささやかでもお返しできれば嬉しい。娘から都合が付けば行くよ、と連絡があった。少し忙しいらしい。昼過ぎに弟からも連絡があった。千葉は晴れているらしい。名古屋は今日寒そうだね、と言われたが、たしかに三時前でも気温は4℃以下だったらしいから、今日は格別寒い。近くのスーパーに買い物に行ったら、北西からの冷たい風が吹き抜けていた。伊吹山の風花が飛んできそうだ。

 

 掃除はそこそこにして、録りためてある映画以外の録画を消化した。WOWOWのFBIのシリーズ、NHKの『バニラな毎日』、『東京サラダボウル』、『雲霧仁左衛門ファイナル』、アニメ『火の鳥』等々、みんなそれぞれにおもしろい。

 

 手塚治虫の『火の鳥』はハードカバーで揃えて何度も読み直し、背表紙がぐずぐすになるほどだったが、いろいろ集めた漫画本とまとめて処分してしまった。ほとんどストーリーと絵は頭に入っているが、アニメで改めて見直して懐かしい。

 

 池波正太郎の大ファンで、店頭に並んだ彼の本はほとんど購入して揃えていた。もちろん『雲霧仁左衛門』も読んでいる。このNHKの時代劇ドラマでは途中から原作にないストーリーとなっているが、一時つまらないシリーズもないではなかったが、今回のシリーズはそれなりにおもしろい。中井貴一がはまり役になっているからだろう。これを松本幸四郎が演じたりしたらぶち壊しだろう。それにしても新しいシリーズの鬼平を彼が演じるなど原作の冒涜だ(と私は思う)。あのにやけ顔がむかつくのだ。秋山小兵衛を藤田まことが演じたのもイメージを壊して腹が立ったものだ。

 

 『バニラな毎日』はあまり期待していなかったのに、意外におもしろい。期待していなかったのは、主演の蓮佛美沙子があまり好みではないからだ。なんとなく弱さと暗さを感じさせる役柄のものばかり見てきたからだろう。このドラマではそのイメージがとても生かされていて、却ってドラマが引き立つようになっている。一生懸命生きるというのは素晴らしいことで、美しいことだと思う。

 

 『東京サラダボウル』は奈緒と松田龍平が主演しているドラマで、漫画が原作らしいが二人のキャラクターが生かされていて、とてもおもしろい。奈緒という女優はコメディエンヌの素質があると思う。コメディエンヌの素質のある女優は好きだ。初めて彼女の名前と顔が一致したのは、居酒屋放浪記にゲストとしてよばれたときだ。なかなか好いなあとおもった。このドラマは、分類するとすれば警察ミステリーなのだが、そういう枠にとらわれない破天荒さと、同時にシリアスさを兼ね備えていて、たいへんおもしろい。

 

 忙しいはずなのに、のんびりしている。

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コメント

『東京サラダボウル』
ワタシも見ています!久しぶりになんか見たいなと思えたドラマだったので。
リアルタイムでは難しいのでNHK+で休みの前に日の夜に見てます!
原作がマンガということを4話目のエンドロールで初めて気が付きました💦
(実はつい昨晩見たところです(;^ω^))

いぬいか様
コメントをありがとうございます。
奈緒さんという女優がなかなか魅力的です。
海外から日本に来て、思い通りにならない日々を送る人がどんなことを感じているのか、そしてそれに対して気持ちをシンクロさせられる、というのは好いですね。
逆の立場に立ったときのことを思います。

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