映画『シェナンドー河』
1965年のアメリカ映画。ジェームズ・スチュアート主演。南北戦争末期、南部バージニア州の農場主のアンダーソン一家の命運を描く。アンダーソン家は娘ひとり、息子六人、そして長男の嫁の八人家族、さらに娘に求婚した南軍の将校が加わる。砲火の音が聞こえるまでに戦火が迫る中、戦争とは一切関わろうとしない一家だったが、戦争はそういう意志を斟酌しない。
『風と共に去りぬ』がやはり南北戦争時代を描いたように、アメリカという国が二つに分かれて戦ったこの戦争は、ある意味でアメリカの本土で戦われた唯一の大戦争だった。戦争にまつわる非常時の中で、つまり非条理の中で人々が翻弄されるドラマは、そのままアメリカという国がどういう国であったのか、そしていまどういう国であるのか、アメリカ人の価値観はどんなものかの一端を教えてくれる。
ジェームズ・スチュアートという俳優の魅力が存分に見られるのも楽しいし、その時代の暮らしや風俗も楽しめる。息子の嫁の役でキャサリン・ロスが出ていた。
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