『新・ガンヒルの決闘』
『新・ガンヒルの決闘』は1971年のアメリカ西部劇映画。主演のグレゴリー・ペックは、前にも書いたが大好きな俳優である。何しろ高校生の時に生まれて初めて見たロードショー映画というのが、このグレゴリー・ペック主演の『アラベスク』という映画で、それ以来のファンである。ただ、この『新・ガンヒルの決闘』は初めて見た。
『ガンヒルの決闘』という映画があって、カーク。ダグラスとアンソニー・クインが出ていた。これは見たことがあるけれど、この『新。ガンヒルの決闘』はそれとは無関係である。たしかにガンヒルという街が出てくるがそこが舞台になるのはプロローグと最後の部分だけである。
銀行強盗をして、仲間に裏切られ、重傷を負って刑務所に服役し、七年ぶりに出所した男(グレゴリー・ペック)がその裏切った男を捜す。金を預けていた女と待ち合わせるが、そこに列車でやってきたのはもうすぐ七歳という少女だった。成り行きからその少女と旅をすることになるが、それは先んじて彼を待ち受ける、裏切った男の差し向けた狂犬のような若い無頼漢たちによって過酷なものになる。
男の方が敵よりも上手だが、子供連れというハンディがあるうえに少女に情も移って危機が訪れる。ラストは予想外の結末となるが、見た後味は悪くない。やはりグレゴリー・ペックは好い。
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