明日から四月なので
旅から帰って、洗濯したり、片付けたり、買い出しに出たりと忙しい。留守中に録りためたドラマも見なければならない。NHKのアニメ『火の鳥』(手塚治虫原作)がついに終了した。この世界観、生命に対する考え方は、この原作を読む前におぼろげに私も考えていたことと近かったので、とても感銘したものだ。今回アニメでじっくり見て、原作を読んだときの興奮を思い出していた。
『アストリッドとラファエル』の新シーズンが来週から始まるようだ。大好きなフランスのミステリーで、そのアストリッド役のサラ・モーテンセンが日本に来て、あちこち訪ねたり、吹き替えの貫地谷しほりとトークをしたりした番組も録画していたのでそれを見た。千葉で会ったときに、妹もこのシリーズをおもしろく見ていたようで、すでにこのサラ・モーテンセンの番組も見ていて、内容を一部教えてもらっていた。ドラマのアストリッドとサラ・モーテンセンは驚くほど違う。やはり役者というのは凄いものだと思う。役柄と違って、本人は美人だし明るい。笑い顔がとても好い。ドラマの始まるのが楽しみだ。
四月から新しく始まるドラマも多い。最初だけは気がついたものは録画しておき、一話か二話見て、おもしろくなければそれで打ち止めにする。全部見るのは無理だ。基本的によほどおもしろそうでなければ民放のドラマはパスしている。キムタクや嵐の元メンバーをはじめとする類いが出るのははじめから敬遠する。敬遠するものがあるのは、選ぶ手間が省けていいものだ。それにNHKとWOWOWだけで手一杯だ。
四月から新年度ということで、少し読書も系統立てて、学ぶ気持ちでスケジュールを考えようと思っている。昨年平家物語を全巻読んだように、今年も古典にチャレンジしたい。それにいま読みかけている永井荷風の全集を引き続き読もうと思う。旅先に『ふらんす物語』を持参したが、連泊ではないので昼は移動、夜は酒を飲んでいたので百ページも読めなかった。あとは中国の古典を読み直すつもりだ。読み直すと云えば、奥野信太郎や開高健の全集も読み直したいと思っている。いろいろ忙しい。忙しいのは生きているということで、ありがたいことである。
これは後で行った、アクアマリンふくしまという水族館にあった書架。天井(高い)まであって、たくさん本が収められる。こんなのが欲しかった。
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