出発した
今朝名古屋を出発して中央道、長野道、そして北陸道を走り、いま今晩の宿の新潟県の村上という所に到着したところである。
中央道を走るため、いつもの通り東名の小牧インターから乗る。小牧ジャンクションまですぐだ。小牧のインターはいつもトラックにあふれていて混むのだが、今日は日曜日。日曜は好い。何より高速料金の休日割引がある。長距離を走るときは大変有難いのである。
あたりが霞んでいる。黄砂なのか花粉なのか、春霞なのか、それともこちらの目が霞んでいるのか。中央道の駒ヶ岳インターで最初の休憩をとる。
木曽駒ヶ岳の前山はまだ雪をかぶっている。
横着に車の中から撮ったので、山にピントが合わなかった。五月にロープウエイに乗って木曽駒ヶ岳を見に行こうかな。
中津川を過ぎたあたりから、車の数がぐんと減って、快適に走る。山襞の向こうに、霞んではいるが、恵那山がのしかかるように見える。
長いこと工事中だった岡谷ジャンクションの工事は終わっていた。トンネルをぬけて塩尻あたりまでは取り締まりが頻繁にあるところなので、スピードに気をつける。長野道の姥捨山のパーキングで停めようと思ったが、霞んでいてパノラマの絶景が見られそうもないのでパスする。久しぶりに走ると上越までが思いのほか遠い。日本のいちばん分厚いところを日本海まで横切るのであるから当然だけど。
塩尻から松本あたりで見られる北アルプスも、やはり雪をかぶった山々が霞んで見えている。姨捨から黒姫山、妙高高原あたりはまだ一面に雪が残っていて、春というより冬の景色である。
上越を過ぎて大潟のパーキングで二回目の休憩。朝作って持参したサンドイッチを昼食にする。大潟を過ぎて姉崎、米山あたりから日本海が見えてくる。いつもはくっきり見える水平線が、霞んでいて海と空の境目がわからない。新潟からは日本海東北自動車道を走る。途中から片側一車線になるから、一台遅い車がいれば全部が遅くなって行列になる。ここは追い越し車線をもうけた場所も少ないので、ゆっくり付き合うしかない。
村上に早めに着いたが、笹川流れを見に行くほどの時間は無い。前から立ち寄ろうと思っていた三面川(みおもてがわ)と、そこにあるはずの鮭の博物館に立ち寄ることにした。
この「イヨボヤ会館」というのが珍しい鮭の博物館である。イヨボヤとは、村上の方言で鮭のこと。中については次回に報告する。
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