トランプ効果
トランプが打ち出すさまざまな施策が世界を混乱に陥れている。世の中で生きる人間には見えない箍(たが)がはまっているものだが、そんな箍など無視してしまえばあってなきがごとし、囚われているものだけが右往左往することになる。箍とは桶の周りにはめる竹や針金で作ったわっかのことである。
人間にとっての箍は他人のことである。自分の言動が他人にどう思われるか、またその言動がどんな影響を与えるのか、誰でも考慮するものだが、近頃はそういう思考回路を持たない輩がのさばっていて、ますます不愉快で生きにくい世の中になっている。
そういう人間がのさばり続けられるわけが無い、とまともな人間は考えるから、いつか因果応報の天罰が下ると信じているのだが、どうもその天罰は期待したようには下されることもなく、忘れた頃にとんでもない方向に下ったりする。だから箍の外れた人間は恐れを知らずにのさばり続け、さらに増殖していく。
ある一定数以上の中性子が生ずると連鎖反応を引き起こし、原子爆弾は爆発する。世界も連鎖反応が止められない状態に突き進んでいるのか。神様、取り返しが付かなくなるその前にきちんと天罰を下してください。それとも、そろそろ神様もこの世の幕引きにかかっているというのですか。
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コメント
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こんばんは
「人類は地球を蝕むがん細胞だ」と故・北杜夫氏がどこかの雑誌かでおっしゃっていたそうです。
考えてみればこれは当たっていて、いわば伝染病などは人間というがん細胞を殺す抗がん剤なのでしょう。いくら伝染病でも人類を絶滅させられなかったどころか、伝染病を半ば克服してしまったのをみれば、いかに人類というがん細胞が厄介な存在なのか?ということがわかります。
しかし、がん細胞には場合によっては自死してしまうという性質があると言います。まさに今の世界情勢を見れば人類というがん細胞の自死が始まっているのではないのか?とさえ思えます。人類にとって悲劇なのは、人類が地球からいなくなったところで他の生物や、地球でさえもそれを嘆くどころかそれを無視して今後も存続することでしょう。まさにがん細胞の面目躍如です。
では、
shinzei拝
投稿: shinzei | 2025年3月19日 (水) 17時27分
shinzei様
この世に滅びないものなどないといわれます。
人類だって滅びるときは滅びるでしょう。
まだ滅びていないというだけです。
そろそろ先が見えてきたのかどうか、しのげるのかどうか。
投稿: OKCHAN | 2025年3月19日 (水) 18時18分