マップトラベル
昨晩、寝床にドライブ用の地図を積んで、めぼしいところがないか物色した。そうして同時に自分が訪ねたことのある場所を見つけてはそこでの景色や出来事、そしてそこで感じたことなどを思い出したりしていた。思えばずいぶんあちこち行ったものだ。見たことのない何かを見る事が出来るのではないかという、そこへ行く前のときめきなども思い出しながら、いまはそのときめきが、ひところよりだいぶしぼんでしまったことを哀しく思った。
旅に出れば行った先で歩き回りたい。見所は道路脇ばかりではない。いまの旅はどこへでも車で行くことが出来るとはいえ、体力はそこそこ必要だ。いまの体調ではその体力に自信がない。車窓からただ眺めてしみじみする、というのもそれはそれで悪くないが、持ち帰るものが(思い出)少なすぎる。
この時期は人出の少ない地方へ遠出をすることが多かった。それなら東北の北部、四国、山陰などをディープに訪ね歩く、などという想定で行く。そう思いながら地図でそのコースをトレースする。マタギの里の打当温泉など、また行きたいところだ。四国もゆっくり旅をしたのは二回だけで、帰った後でここも行きたかった、というところがいろいろあるから、そこを今度は訪ねたい。山陰は好きなところで、何度でも行きたくなる。長旅をするなら、九州南部の宮崎や鹿児島をゆっくり訪ね歩きたいと思う。この辺は若いときに一度、その後は仕事で三度ほど行ったことがあるだけで、車で行く元気のあるうちにどうしても行きたいと思う。北海道への長期旅行はずっと前から考えていたのだが、人出の多い観光地ではなく、人の少ない場所を走りたい。当然熊の出そうなところばかりだ。前回はそういう場所にどんどん分け入っていたが、いま思えば「熊出没注意」の看板だらけだった。よく無事だったと思う。
そんなことをしているうちに何時の間にか眠りについていた。
« 打ち出の小槌 | トップページ | どうしてあんなに嫌いだったのだろう »


コメント